「作業標準は、標準作業を行うため、・・・・・」などと言われても、最初は混乱しますね。この、作業標準と標準作業という言葉は、間に「の」を入れて理解するよう教えられました。「作業の標準」、「標準の作業」というわけです。後半の熟語が主体と考えます。

 詳細は他に譲りますが、作業標準は、作業上の方法や管理条件を規程として帳票化したものです。製造条件などが整備されていますね? 一方、標準作業は、①タクトタイム、②作業順序、③標準手持ち の3要素を基本として、作業のやり方を標準として決めたものです。この標準作業を守ることで、安全に、効率的で品質のよい製品が造られるのです。
 英語の世界では、この場合、言葉の混乱が少ないですね。作業標準は、”Operational standard”、標準作業は、”Standardized work” くらいでしょうか。
 尚、この標準作業という言葉に対する英語として、”standard work","standardized work","standardization" の3wordsがあるが、どれが好ましいかということを”JIT IS FLOW(PCS Press 2006)”という本でBodekとHagerが、話しています。

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