製造業において、また間接業務でも、「改善」という言葉は、KAIZENという英語で世界に通用する言葉であるといわれます。また日本では、改善でなく「カイゼン」だとする人も見えますし、さらには、「TPS=改善」と思えるような書き方をしている例もあります。  このように、人によって「改善」に寄せる思い・見方はたくさんあるようですが、英語圏の人に説明して一番すっきりとしているなと感じたのが、”continuous improvement" です。ちなみに、”continual” を使っていた例もみましたが、少しニュアンスが違うように思います。

 (社)日本経営工学会編の「生産管理用語辞典」の「改善」の項をみると、
 改善 KAIZEN, continuous inprovement 「少人数のグループまたは個人で、経営システム全体又はその部分を常に見直し、能力その他の諸量の向上を図る活動」と書いてあります。また、「改善の手順は、いわゆる、Plan-Do-Check-Actionの”管理サイクル”にもとづく」とあります。
 このように、KAIZENは、”continuous improvement"なんですよと説明するのが一番分かりやすいです。それで’=KAIZEN”と覚えてもらいます。「継続的な改善(日本語的には、改良でなく改善)」というわけです。そしてまた、”Neverending improvement"と言ったりもします。
 ある時理解を深めようと、”Neverending improvement"ですよ、皆さんも、”The Neverending Story”というタイトルの映画知っているでしょと話したら、その国では、公開されていないとわかる”落ち”でしたけれど。

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
080-3645-0612

ひとに優しいモノづくり職場をつくるトヨタ生産方式コンサルトです
Toyota Production System(TPS/LEAN)
Consulthing Firm

■オンリーワンのモノづくり Only-one manufacturing
■モノづくりはひとづくり Making good use of personnel
■合理的な考え方のできる人材育成 Rational way 

■ひとにやさしい職場づくり Considerate to workers
■継続的改善のできる風土づくり Continuous Improvement