先日、武内は山内と一緒に、トヨタ自動車が一般に広く公開しているトヨタ会館他を見学してきました。旧職中には何回となく訪れたトヨタ会館や工場ですが、トヨタ会館にインターネットで申し込みをして参加した今回はトヨタさんの良さを新たに認識できたものでした。
 来客駐車場に駐車しトヨタ会館の受付をすませるとちょうど10時からのグループがあり、一緒に展示場を見学し、主な場所でガイドから丁寧な説明を受けました。
 愛・地球博で人気のあった“i-unit”や”トヨタパートナーロボット“のトランペット演奏を見ることができました。トヨタさんが力を入れている環境への取り組みでは、車のリサイクルの行程と原理をミニチュアモデルで展示してありました。十数年前にリサイクルの仕事関係で、このリサイクル工場を実際に見る機会があり、興味もあってリサイクル率を聞くと93%程度とのことです。車内に置き忘れた不要物なんかもあるそうでリサイクル率を上げるのはなかなか大変です。
 11:00から、トヨタ工場見学バスツアーです。観光会社の主催するバス団体のツアーもあります。この日の来客案内表示では、中国・米国・英国・パラグアイ・ベトナム・オーストラリア・アイルランド・イスラエル・オランダと国内団体・個人の名前がありグローバルです。この時間は、少人数、一般交通機関での来た日本語グループ1台と英語グループ1台が出発しました。元町工場へ移動し組立工場と溶接工場を見学です。
 一般の見学者向けということもあり見学コースや説明は洗練されています。きれいで5Sが良いです。トヨタ会館と同じく工場の看板説明表示では、日本語・英語・中国語が併記されています。いつごろから中国語の表示があるのかと思いました。  組立工場では、かんばんの説明、自働化は自ら働くと書きますとか、ラインストップシステムとして異常があればラインを止めるためにアンドン・ひもスイッチがありますというトヨタ生産方式の基本的な考え方を説明していました。溶接工場は、ロボットによるスポット溶接です。様々な車種が投入されているので、ネック溶接行程が変化するのが分かります。従ってサイクルタイムがおおよそ100秒くらいでバラツイているようです。 本館前にバスの時計12:59で到着。120分の所要時間でした。山内さんと、ジャストインタイムだね。いや、あと1分でオンタイムだ----。  この後トヨタ新本館地下で食事をして、トヨタ鞍ヶ池記念館へ移動し見学をしました。産業技術記念館でも見学できますが、この日は偶然、自動織機を運転する特別行事最終日でした。この織機で豊田佐吉の偉大さを実感します。この日はこのトヨタ鞍ヶ池記念館にある、旧 豊田喜一郎邸を見学して帰途に。  トヨタさんは、トヨタ会館、トヨタ鞍ヶ池記念館の他に産業技術記念館、トヨタ博物館を開設していて、これもまた違った展示で興味深いものです。

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